エネルコン
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エネルコンGmbH(ドイツ語: Enercon GmbH)は、ドイツのニーダーザクセン州アウリッヒに拠点を置く、風力発電機(風力タービン)の製造・販売会社である。エネルコンは世界第4位の風力タービン製造会社であり、ドイツ国内では1990年代以降国内トップのシェアを誇る[1]。エネルコンはドイツ国内(アウリッヒ、エムデン、マクデブルク)のほか、スウェーデン、ブラジル、インド、カナダ、トルコ、ポルトガルに生産拠点を持つ。2011年1月、エネルコンはトラリーにアイルランド本部を設立すると発表した[2]。
概要 種類, 業種 ...
種類 | 有限会社 |
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業種 | 風力発電 |
設立 | 1984年 (1984) |
創業者 |
Hans-Dieter Kettwig Aloys Wobben |
本社 |
ニーダーザクセン州アウリッヒ 、 |
主要人物 | Hans-Dieter Kettwig(取締役) |
製品 | 風力タービン |
従業員数 | 約13,000人 |
ウェブサイト |
www |
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2011年7月時点で、エネルコンは20,000基以上の風力タービンの導入実績を持ち、全体で28GWを超える風力発電能力を持つ[3]。最も導入実績の大きい型はE-40であり、1993年にトランスミッションを使用しない構造の先駆けとして開発された[4]。2011年7月時点で、エネルコンは世界市場の7.2%(世界第5位)、ドイツ国内では59.2%のシェアを有している[5]。
エネルコンはイギリスの電力企業Ecotricityに対し風力タービンを供給しており、この中にはイギリスで最も外観の良いタービンとされる、Green Park Business ParkのE-70も含まれている[6][7]。