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フランス国内ピレネー山脈の山 ウィキペディアから
カニグー山 (フランス語:Canigou、カタルーニャ語:Canigóカニゴー)は、フランス、ピレネー山脈東部の山。切り立った斜面と、海岸近くに伸びる劇的な外観から、18世紀までカニグー山はピレネーで最も高い山と考えられてきた。
カタルーニャ・ナショナリストはカニグーを象徴的存在ととらえており、山の頂上にはカタルーニャ国旗で飾られた十字架がたてられている[1]。毎年、聖ヨハネの日の前日にあたる6月23日、山頂で松明をつける『カニグーの炎』(Flama del Canigó)という行事が行われる。人々は不寝番をして火をともし続ける。そしてトーチ・リレーで松明を点灯させ、別のかがり火に火をともすのである[2]。
冬場を除いて頻繁に登山が行なわれていて、普通は近くに有名なサン=マルタン・デュ・カニグー修道院がある麓のカステーユ (Casteil) または付近のヴェルネ=レ=バンから四輪駆動車でコルタレ山荘(Chalet des Cortalets、標高2175m)まで行き、そこから歩いて山頂に達する[3][4]。
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