カルマル県
スウェーデンの県 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
カルマル県(カルマルけん、Kalmar län)とは、スウェーデンの県の一つで略号はH。県庁所在地はカルマル(Kalmar)市。県の面積は1万1218平方キロメートルで、2017年現在の人口は24万3219人。
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行政府所在地 | カルマル |
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地区数 | 12 |
面積 | 11,218km2 |
人口 | 243,219人(2017年) |
ISO 3166-2:SE | SE-H |
隣接県 | エステルイェータランド県・ヨンショーピング県・クロノベリ県・ブレーキンゲ県 |
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カルマルは中世以来の歴史があり、1397年にスカンディナヴィア三国(スウェーデン・ノルウェー・デンマーク)の間で結ばれたカルマル同盟の締結地としても有名である。また、カルマル海峡をはさんで対岸のバルト海上には、スウェーデン第二の島エーランド島が位置する。
産業的な特徴としては農業、林業、製造業の従事者が全国平均よりも高い点があげられる。(全国における農業、林業、製造業従事者の割合が21パーセントなのに対して、県下では31パーセント。)トラック製造業のスカニア(Scania)、乳製品のアルラ食品(Arla Foods AB)、ビール醸造業のオーブロ(Åbro Bryggerier)が県内に拠点を置いている。
オスカシュハム(Oskarshamn)市からはデスティナティナション・ゴットランド(Destination Gotland)がスウェーデン最大の島ゴットランド島へのフェリーを運航している。また同市には原子力発電所がある。