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工藤静香のアルバム ウィキペディアから
『カレリア』(Karelia)は、工藤静香の4枚目のスタジオ・アルバム。1989年10月4日発売。発売元はポニーキャニオン。
フィンランドでレコーディングが行われ、ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団、ヘルシンキ大学コーラス隊が参加している。作曲家の後藤次利とは、長い間作品作りを共にしてきた関係であり、本作においても全曲後藤が作曲、編曲を担当しているが、後藤特有のロック路線は排除され、弦楽器を多用した純クラシックテイストを含む内容となっている。
カレリアとは、ロシア北西端に位置する湿地帯であるが、元々はフィンランドの領土であり(現在も一部がフィンランド領)、冬戦争(第1次ソ連・フィンランド戦争)の結果ソ連に割譲された歴史を持つ。
作詞に大貫妙子が参加、工藤本人も愛絵理名義で初めて作詞に参加している。
工藤のコンサートにおいても、一時期このアルバムからの曲がセレクトされ、その時も弦楽器をバックに演奏された。『静香のコンサート '89秋 スペシャル』(2007年9月19日、『Shizuka Kudo THE LIVE DVD COMPLETE BOX』でDVD化)に、「丘の上の小さな太陽」「美粧の森」「カレリア」の歌唱シーンが収録されている。
「丘の上の小さな太陽」の "Part3 出さなかった手紙・母へ" は、歌詞だけが掲載され、実際は歌われていない。
3曲目の「美粧の森」は、テレビ朝日系音楽番組『ミュージックステーション』(1989年11月24日放送)で披露された[2]。
6曲目の「真昼の夢」は、パッケージには「真昼への夢」と誤って記載されており、CD内に訂正紙が封入してあった。
アルバムの見開きには、工藤本人が描いた油絵が掲載されている。
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