カンポーリの聖母
イタリアの画家コレッジョによる油彩画 ウィキペディアから
イタリアの画家コレッジョによる油彩画 ウィキペディアから
『カンポーリの聖母』(カンポーリのせいぼ、伊: Madonna Campori、英: Campori Madonna)は、コレッジョが制作した板上の油彩画である。
画家のヴィンチェンツォ・ラゾーリによりコレッジョへの帰属がなされた。作品は、現在、モデナのエステンセ美術館に収蔵されている。
本作は、様式的に『聖母子と幼児洗礼者ヨハネ』、およびカーメラ・ディ・サン・パオロのフレスコ画とほぼ同時期の1517-1518年ごろに制作されたと考えられる。コレッジョがレオナルド・ダ・ヴィンチの影響から離れてラファエロの影響、特に『フォリーニョの聖母』と『テンピの聖母』の影響を受けていることを示している[1]。
1894年にマルケーゼ・ジュゼッペ・カンポーリは、現在の所蔵先であるエステンセ美術館に本作を残した。誰が作品を依頼したのかは判明していないが、1894年以前は、マントヴァ近くのソリエーラ城の礼拝堂にあったが、1636年以降、城はカンポーリの邸宅の一部であった[2]。
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