ガンギエイ目
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ガンギエイ目、雁木鱝目 (学名:Rajiformes) は、軟骨魚綱板鰓亜綱の下位分類群で、エイのグループのひとつ。
ガンギエイ目 | ||||||||||||||||||
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ガンギエイ科の一種 Beringraja binoculata | ||||||||||||||||||
分類 | ||||||||||||||||||
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英名 | ||||||||||||||||||
Skate | ||||||||||||||||||
科 | ||||||||||||||||||
(本文参照) |
Nelson (1994) の分類において、このグループはガンギエイ亜目 (Rajoidei) としてエイ目の下に置かれ、ガンギエイ科 (Rajidae) の3科が設置されている。Nelson (2006) の分類ではサメ・エイ2分説が採用され、エイ目はエイ亜区 (Batoidea) になり、ガンギエイ亜目を含む4亜目はそれぞれ目に格上げされている。
ガンギエイ科
ガンギエイ科 (英: Skate、学名:Rajidae)は、17属162種を含む本目最大のグループ。多くはカスベと呼ばれる。胸鰭は扇のように大きく広がり、体は上下に扁平で底生生活に適した形状となる。尾部は細長く、背鰭、尾鰭は小さいか存在しない場合もある。
ホコカスベ科
ホコカスベ科 (英: Smooth skate、学名:Anacanthobatidae)は、5属14種を含むグループ。北西大西洋、南インド洋、西太平洋に分布し、水深200m未満の大陸斜面に生息する底生魚が属する。背面には小歯型突起をもたない。
- Anacanthobatis 属 (1)
- Indobatis 属 (1)
- Schroederobatis 属 (1)
- イトヒキエイ属 Sinobatis (9)
- Springeria 属 (2)
ヒトツセビレカスベ科
ヒトツセビレカスベ科 (英: softnose skates、学名:Arhynchobatidae)は、13属108種0を含むグループ。北極海や南極海を含む全ての海洋に分布し、浅い沿岸棚から深海にかけて生息する底生魚が属する。吻は柔らかく、極端には尖らない。
- Arhynchobatis 属 (1)
- Atlantoraja 属 (3)
- ソコガンギエイ属 Bathyraja (55)
- Brochiraja 属 (8)
- Insentiraja 属 (2)
- Irolita 属 (2)
- トビツカエイ属 Notoraja (14)
- Pavoraja 属 (6)
- Psammobatis 属 (8)
- Pseudoraja 属 (1)
- クジカスベ属 Rhinoraja (3)
- Rioraja 属 (1)
- Sympterygia 属 (4)
オッポカスベ科
オッポカスベ科 (英: Pygmy skates、学名:Gurgesiellidae)は、3属19種を含むグループ。尾鰭が非常に長い種を含む。
- Cruriraja 属 (8)
- Fenestraja 属 (8)
- オッポカスベ属 Gurgesiella (3)
- Joseph S. Nelson, Fishes of the world, 4th edition: Wiley & Sons, Inc., 2006
- サメ
- 剣道 - 高級品とされる鮫胴や、面の乳革にガンギエイの革が使われることがある。鮫革と呼ばれている場合が多い。
- ホンオフェ - ガンギエイの肉を発酵させて食べる朝鮮料理の一種で、全羅南道など韓国南西部の名産品。強烈な臭気を放つことで有名。
- 全羅道 - 韓国の大手インターネット掲示板である日刊ベストストアにおいて、左派勢力が強い全羅道の出身者・住民への蔑称として「ガンギエイ」が使われる。光州事件も参照。
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