ガーリブ
19世紀ムガル朝末期から英領インド帝国の時代のペルシア語/ウルドゥー語詩人 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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ガーリブ(1797年12月27日 – 1869年2月15日)は、ムガル帝国末期に活躍した詩人[1][2][3][4]。ウルドゥー語とペルシア語を用いて、優れた詩歌、書簡、散文を残した[2][5]。ウルドゥー語詩人の巨匠として知られ、ミールやゾウク(英語版)と並び称されている[3][4]。「ガーリブ」(ウルドゥー語: غالب, ラテン文字転写: ġhālib )は優れているさまを意味する筆名であり、またライオンを意味する「アサド」(ウルドゥー語: اسد, ラテン文字転写: ʿasad)も用いた[6]。晩年には別の名義で政治評論も行っている[5]。ガーリブはムガル朝が没落し、イギリスの統治が支配的になった時代に生き、1857年の「大反乱」に巻き込まれた。彼はインド大反乱の当時の状況を著作に記している[6]。