グアダルーペ・イダルゴ条約
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グアダルーペ・イダルゴ条約(グアダルーペ・イダルゴじょうやく、英: Treaty of Guadalupe Hidalgo、西: Tratado de Guadalupe Hidalgo)は、米墨戦争(1846年 - 1848年)を終結させた1848年5月の条約である。この条約でメキシコは、1,500万ドルと引き換えにアメリカ合衆国へ136万平方キロメートルの広大な土地を譲渡した(メキシコ割譲地)。また、同時にメキシコの対米債務325万ドルを帳消しとした。
概要 グアダルーペ・イダルゴ条約, 署名 ...
グアダルーペ・イダルゴ条約 | |
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赤:メキシコ割譲地 橙:ガズデン購入によりアメリカへ | |
署名 | 1848年2月2日 |
署名場所 | グアダルーペ・イダルゴ |
締約国 |
アメリカ合衆国 メキシコ合衆国 |
主な内容 | 米墨戦争の終結 |
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譲渡されたのは現在のテキサス州・コロラド州・アリゾナ州・ニューメキシコ州・ワイオミング州の一部及びカリフォルニア州・ネバダ州・ユタ州の全域である。今日アリゾナ州とニューメキシコ州の一部分となっている残りの地域は、1853年のガズデン購入により譲渡された。テキサス州とメキシコの国境はリオグランデ川とすることが確定した。