コウモリ由来のウイルス
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コウモリ由来のウイルス(コウモリゆらいのウイルス、英: bat-borne virus)とは、コウモリをレゼルボアとしつつも、他の動物種へ感染することのできるウイルスを指す。コロナウイルス、ハンタウイルス、リッサウイルス属、ラッサウイルス(英語版)、パラミクソウイルス科のヘニパウイルス(英語版)、エボラウイルス属、マールブルグウイルス(英語版)にコウモリ由来のウイルスが存在する。コウモリ由来のウイルスは、昨今の新興感染症の原因として重要視されている[2][3][4]。ヒトにおいては、直接コウモリから感染して新興感染症を起こすことはまれで、間に家畜などの媒介動物を挟んだ上で、流行を起こすと考えられている[5]。