コスタ・ド・デスコブリメントの大西洋岸森林保護区群
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コスタ・ド・デスコブリメントの大西洋岸森林保護区群は、ブラジルの世界遺産の一つである。南アメリカ大陸の大西洋岸森林のうち、ブラジルのバイーア州南部からエスピリト・サント州北部にかけて存在する8つの自然保護区を対象とする自然遺産で、単位面積あたりで見た時の樹木の種の多様性は、世界屈指のものである。
英語綴りはUNEPによる登録名称である。
以下の登録対象のIUCNカテゴリーは全てII(国立公園)である。
大西洋岸森林生物圏保護区(Mata Atlántica Biosphere Reserve)に含まれている地域が登録地域を囲んでいる[1]。ただし、世界遺産としての厳密な緩衝地域面積は定められていない。
多様な熱帯林が広がる。この地域に多く見られるブラジルボク(Paubrasilia echinata、ポルトガル語: pau-brasil)の木は、ブラジルの国名の由来である。そのほか、ジュサラヤシ(Euterpe edulis)、ブラジルゾウゲヤシ(Attalea funifera)なども見られ、海岸部にはマングローブ植物も生育している。
動物はタテガミナマケモノ(Bradypus torquatus)、ホソオヤマアラシ(Chaetomys subspinosus)、ジャガーなどが生息している。
この世界遺産は世界遺産登録基準のうち、以下の条件を満たし、登録された(以下の基準は世界遺産センター公表の登録基準からの翻訳、引用である)。
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