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アメリカ合衆国発源のリベラルキリスト教会。 ウィキペディアから
コミュニティ・オブ・クライスト(Community of Christ)は、アメリカ合衆国を拠点とするリベラルキリスト教会。旧称「復元末日聖徒イエス・キリスト教会」(The Reorganized Church of Jesus Christ of Latter Day Saints:RLDS)。
俗にモルモン教と呼ばれる末日聖徒イエス・キリスト教会と同じくジョセフ・スミス・ジュニアが創設した教団をルーツとする。本部はアメリカ合衆国ミズーリ州インディペンデンス。世界50ヶ国に25万人の会員を擁すると公称している。日本では「復元イエス・キリスト教会」の名で活動を行っており、東京都世田谷区成城、沖縄県宜野湾市に礼拝施設を持つ。末日聖徒独特の聖典を使用する一方、三位一体 を承認し基本的な教義はアメリカのメインラインプロテスタント と同じである。
モルモン教の教祖ジョセフ・スミス・ジュニアは1844年、暴動罪により収監されていたイリノイ州カーセージの牢獄で私刑によって暗殺された。その死後教団は、カナダとイギリスでの伝道に成功し新規改宗者・移住者からの支持の厚かった十二使徒ブリガム・ヤングが支持者と共に西部へ移住するモルモン開拓者となる一方、初期に改宗し既にコロニーを形成していたグループは残留、教会は分裂した。分裂の原因は
等が挙げられる。
残留した信者達は約50ほどのコロニーに別れ緩やかな連合体を形成したが、やがてジョセフ・スミス・ジュニアと正妻エマ・スミスの間に誕生したジョセフ・スミス・三世の成長を待って正統な後継預言者として擁立、1860年に教団が再組織(復元)された。当初はブリガム・ヤング派と同じく「末日聖徒イエス・キリスト教会」としていたが、1872年に「復元末日聖徒イエス・キリスト教会」と改称した。
2001年にはコミュニティー・オブ・クライストと教会名を改称(日本では「復元イエス・キリスト教会」)。末日聖徒イエス・キリスト教会との公的な交流はなく(有志による合同の歴史学会は存在している)、独自の発展を遂げている。
(末日聖徒イエス・キリスト教会(モルモン教)は全収入から租税公課前の額を基準とし、基準の10%を教団指定口座に納付し毎年末指導者との個別面談で納付状況の確認を受ける)
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