ゴッタルド (列車)
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ゴッタルド(Gottardo)はスイスのチューリッヒとイタリアのミラノをゴッタルド鉄道トンネル経由で結んでいた国際列車である。運行区間はスイス側はバーゼルやヴィンタートゥール、ドイツのシュトットガルトへ、またイタリア側ではジェノヴァまで延長されていたこともある。
概要 ゴッタルド, 国 ...
ゴッタルド | |
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RAe TEE II形電車によるTEE「ゴッタルド」(1988年) | |
国 |
スイス イタリア |
運行者 | スイス連邦鉄道、イタリア国鉄 |
列車種別 |
TEE (1961-1988年) ユーロシティ (1988-1995年) インターシティ (1995-1997年) ユーロナイト (1997-2002年) |
始発 | チューリッヒ |
終着 | ミラノ、ローマ |
運行距離 | 293 km (チューリッヒ-ミラノ) |
運行開始 | 1961年6月1日 |
運行終了 | 2002年6月15日 |
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1961年にTEEとして運行を開始した。1988年にユーロシティとなったが、1995年にはインターシティに格下げされ、1997年にチザルピーノがチューリッヒ - ミラノ系統での運行を始めたのと引き替えに廃止された。1997年からはチューリッヒ - ローマ間のユーロナイトが列車名を引き継いだが、この列車は2003年に他の列車と統合されゴッタルドの名は消滅した。
TEEとして初の電車列車の一つであり、また一等車のみからなる国際列車としては最後まで残ったTEEである。
ここではTEEティチーノ(Ticino)など、その他のチューリッヒ - ミラノ間の列車についても述べる。