サン・マルコ寺院
ヴェネツィア大聖堂 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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この項目では、イタリアのヴェネツィアにある、カトリック教会のバシリカであるサン・マルコ寺院について説明しています。他の福音記者マルコを記念・記憶するキリスト教の聖堂については「聖マルコ聖堂」をご覧ください。 |
サン・マルコ寺院 (Basilica di San Marco) は、福音記者マルコにささげられた、イタリアのヴェネト州の州都ヴェネツィアで最も有名な大聖堂である。
ビザンティン建築を代表する記念建築物であるとされるが、その当時、コンスタンティノポリスで500年以上も前に流行した形式を採用している。サン・マルコ広場 (Piazza San Marco) に面して建ち[1]、ドージェ(総督)の館であるドゥカーレ宮殿 (Palazzo Ducale) に隣接し繋がっている。建物内は、黄金に煌く壁や天井と、祭壇には2,000個もの眩い宝石が埋め込まれた黄金の衝立がある。
1807年からはヴェネツィア大司教座が置かれているため、現在は「サン・マルコ大聖堂」と呼ばれるのが適切である。しかし長らく「司教座聖堂(大聖堂)ではなかった」点が特徴の一つでもあり、現在も歴史上の呼称に合わせた「寺院(ないしは聖堂)」の呼び名が一般的である。