シール・クーフ
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アサドゥッディーン・シールクーフ(アラビア語: أسد الدين شيركوه بن شاذي ʾasad ad-dīn šīrkūh bin šāḏī, クルド語: Şîrkûh または Shêrko, 生年不明 - 1169年3月23日)は、エジプトやシリアで活躍したセルジューク朝およびザンギー朝の武将でクルド人。アイユーブ朝創始者であるサラーフッディーン(サラディン)の叔父(サラディンの父・ナジムッディーン・アイユーブの弟)。アサドゥッディーン(أسد الدين ʾasad ad-dīn)という彼のラカブ(尊称)はアラビア語で「信仰/宗教の獅子」という意味であり[3]、シール・クーフ(Şîrkûh)というイスム(個人名)はクルド語で「山の獅子」という意味である。