ジャン・ダンジュー
ウィキペディア フリーな encyclopedia
ジャン・ダンジュー(Jean Danjou, 1828年4月15日 - 1863年4月30日)は、フランスの軍人。最終階級は大尉。フランス外人部隊の第2外人歩兵連隊に所属し、メキシコ出兵において輸送部隊の護衛を行っていた際のカマロンの戦いでフランス外人部隊史上に残る激戦を展開した末に戦死した。
概要 ジャン・ダンジュー Jean Danjou, 生誕 ...
ジャン・ダンジュー Jean Danjou | |
---|---|
生誕 |
1828年4月15日 フランス王国、オード県 シャラブル(英語版) |
死没 |
(1863-04-30) 1863年4月30日(35歳没) メキシコ合衆国、ベラクルス州 カマロン・デ・テヘーダ(英語版) |
所属組織 | フランス陸軍 |
軍歴 | 1848 - 1863 |
最終階級 | 陸軍大尉 |
戦闘 |
クリミア戦争 メキシコ出兵 *カマロンの戦い |
テンプレートを表示 |
閉じる
カマロンの戦いにおいて、ダンジューが指揮下の2名の士官及び62名のレジョネア[1]とともに800名の騎兵と1200名の歩兵を擁する圧倒的な戦力のメキシコ軍に完全に包囲された際、絶望的な状況にもかかわらず、付近を通過中であった味方の輸送部隊から敵を引き付けるために降伏の道を選ばなかったことでフランス外人部隊のあるべき姿を見せたとしてフランス外人部隊における伝説的人物となり、カマロンの戦いでダンジューが使用していた木製の義手は現在も大切に保管されている。