スカイラブ4号
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スカイラブ4号 (SL-4またはSLM-3とも称される[2]) は、アメリカ合衆国初の宇宙ステーションであるスカイラブにおける、3番目で最後となる有人宇宙飛行である。
概要 運用者, COSPAR ID ...
帰還する4号の搭乗員が撮影した、地球を背景にするスカイラブの最後の姿 | |
運用者 | NASA |
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COSPAR ID | 1973-090A |
SATCAT № | 6936 |
任務期間 | 84日 1時間15分30秒 |
飛行距離 | 55,500,000キロメートル |
周回数 | 1214 |
特性 | |
宇宙機 | アポロ司令・機械船 CSM-118 |
製造者 | ロックウェル・インターナショナル |
打ち上げ時重量 | 20,847キログラム |
乗員 | |
乗員数 | 3名 |
乗員 | ジェラルド・カー エドワード・ギブソン ウイリアム・ポーグ |
任務開始 | |
打ち上げ日 | 1973年11月16日 14:01:23 UTC |
ロケット | サターンIB型ロケット SA-208 |
打上げ場所 | ケネディ宇宙センター 第39発射施設 |
任務終了 | |
回収担当 | USSニューオリンズ |
着陸日 | 1974年2月8日 15:16:53 UTC |
着陸地点 | 北緯31度18分 西経119度48分 |
軌道特性 | |
参照座標 | 地球周回軌道 |
体制 | 低軌道 |
近点高度 | 422キロメートル |
遠点高度 | 437キロメートル |
傾斜角 | 50.0度 |
軌道周期 | 93.11分 |
元期 | 1974年1月21日[1] |
スカイラブ本体のドッキング(捕捉) | |
ドッキング | 前方ドッキング口 |
ドッキング(捕捉)日 |
1973年11月16日 21:55:00 UTC |
分離日 |
1974年2月8日 02:33:12 UTC |
ドッキング時間 |
83日 4時間38分12秒 |
NASA上層部のミスにより、スカイラブの記章に記されている数字は実際の飛行番号とは異なるものとなった (左から右に) カー、ギブソン、ポーグ スカイラブ計画 有人宇宙飛行 |
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1973年11月16日、3名の宇宙飛行士が搭乗するサターンIB型ロケットがフロリダ州のケネディ宇宙センターから発射され、84日1時間16分で飛行は終了した。6,051時間におよぶ総活動時間の中で、4号の飛行士らは医療、太陽観測、地球資源探査、コホーテク彗星の観測その他の分野に関連する科学実験を行った。
スカイラブの有人飛行には公式にはスカイラブ2、3、4号の名称が与えられていたが、上層部の連絡ミスにより記章にはスカイラブI、II、3と記されることになった[2][3]。