ズーク
ウィキペディア フリーな encyclopedia
ズーク(Zouk)は、グアドループやマルティニークなどのフランス領アンティルを発祥地とする音楽のジャンルである。ズークというジャンルを確立させたのは、クレオール言語を話すブラック・カリブである[4]。ズークの歌の多くはアンティル系のクレオール(フランス語系)で歌われる[3]。小アンティル諸島のクレオール言語において、Zouk は「パーティ」「祭」という意味があるが、19世紀にカリブ海諸島に広まったポーランドのダンス音楽、マズルカのことをさすこともしばしばある[1]。ズークは発祥地のアンティルのみならず、カナダのケベック州やフランスなど、フランス語が公用語である地域で広く親しまれている。またアフリカでも、フランス語圏で人気のあるジャンルである。
概要 ズーク, 様式的起源 ...
ズーク | |
---|---|
様式的起源 | ハイチの音楽ジャンルであるコンパ[1], カデンス・リプソ[1], ビギン[1], グオッカ[1], カダンスなどを融合したジャンル。 |
文化的起源 | 1980年代に、フランス領アンティル(グアドループ、マルティニーク)、ハイチ、セントルシア、ドミニカ[要曖昧さ回避]などで誕生。 |
使用楽器 | ベレで用いられる楽器、マケ、ブーラなどの太鼓、チ・ブワなどの打楽器[2];管楽器、シンセサイザー、ギター、ベース[3]など。 |
サブジャンル | |
ズーク・ラヴ - キゾンバ - コラ・ズーク | |
融合ジャンル | |
ズーク・ランバダ- ズークR&B- コンパ・ラヴ | |
地域的なスタイル | |
ハイチ - 小アンティル諸島 - 西アフリカ - フランス - ポルトガル | |
テンプレートを表示 |
閉じる