セシル (ライオン)
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セシル(英: Cecil)はライオン(Panthera leo bleyenberghi)。死亡時の年齢は13歳。主にジンバブウェのワンゲ・ナショナル・パーク(Hwange National Park)に暮らした。セシルはこのナショナル・パークの一番の呼び物で、研究のためオックスフォード大学の追跡調査の対象となっていた[1]。
概要 生物, 性別 ...
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セシルはアメリカのスポーツ・ハンター、ウォルター・パルマー(Walter Palmer)に矢で撃たれた[2][3][4][5]。その後およそ40時間にわたり追跡され、2015年7月1日、ライフルによって射殺された[6]。このセシルの事件は国際的に注目を集め、動物愛護家や政治家、著名人らが憤りを露にし、パルマー自身も強い非難の的となった[2][7]。このハンティングに関わったとして二人の男が起訴され、ジンバブエ政府がパルマーの身柄引き渡しを求める事態となった[8]。