タスクバー
ウィキペディア フリーな encyclopedia
タスクバー(英: taskbar)は主に実行中のプログラムを表示する多目的なGUI要素。ここにスタートボタンやアプリケーションウィンドウ一覧などが格納される。
タスクバーのデザインやレイアウトはOSごとに異なるが、一般には画面の脇に沿って列を作る構成をとる。この列にはプログラムが開いているウィンドウを示す様々なアイコンが配置される。アイコンをクリックすることでユーザーはプログラムやウィンドウを簡単に切り替えることができ、アクティブなプログラムやウィンドウはアクティブではないものと区別できるように示される。近年[いつ?]のOSではプログラムやファイルを固定でき、シングルクリックで素早くアクセスできるものが多い。目立つ位置にあるため、タスクバー上に通知欄を設けているOSもある。この通知欄にはコンピュータおよびその周辺機器やプログラムの状態に関する情報がリアルタイムで表示される。これはPC向けハードウェアの性能向上と価格低下により、複数のプログラム(アプリケーションやサービス)を協調的に平行動作させるマルチタスクの余裕が生まれたことも関与している。
OSとGUIの急速な発展に伴い、OS固有の機能がタスクバーに追加されるようになった。