ダッハウ強制収容所
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ダッハウ強制収容所(ダッハウきょうせいしゅうようじょ、独語:Konzentrationslager Dachau)は、ドイツ・バイエルン州・ミュンヘンの北西15キロほどのところにある都市ダッハウに存在したナチス・ドイツの強制収容所である[1]。ナチスの強制収容所の中ではオラニエンブルク強制収容所と並んで最も古い強制収容所と言われ、後に創設された多くの強制収容所のモデルとなった[2][3]。「ダハウ強制収容所」と書かれる事もある[4]。
1965年に、強制収容所跡地のうち旧捕虜収容所敷地内にダッハウ強制収容所記念館が開設された。2022年現在、旧捕虜収容所敷地跡とガス室と火葬場跡を含む範囲が収容所記念碑として公開されている。また、記念碑の敷地外にもいくつかのモニュメントが設置されている。
なお、2015年より、強制収容所跡地のうち旧農場跡の一部は、難民をはじめとするホームレスの保護施設として使用されている。