チャタムハウスルール(英:the Chatham House Rule)とは、議論の開放性を高め、かつ物議を醸すトピックに関する討論とパネルディスカッションの開催に役立つものとして考案された規範。会議に参加する人は誰でもディスカッションの情報を自由に使用できるとし、ただし特定のコメントをした人を明らかにすることはしないと規定する。このルールは、イギリスの王立国際問題研究所が1927年6月に設け、通称は同本部を収容する歴史的建造物「チャタムハウス」に由来する[注 1]。なお、同研究所の通称もやはりチャタムハウスである。