チャハル・モンゴル語
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チャハル・モンゴル語は モンゴル語の方言の一つで、話者チャハルの多くは中華人民共和国の内蒙古自治区に在住する。
概要 チャハル・モンゴル語 察哈爾, 話される国 ...
チャハル・モンゴル語 察哈爾 | |
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話される国 |
中国・内モンゴル自治区 モンゴル |
地域 | 東アジア |
話者数 | 3,380,000人(1982年 中国) |
言語系統 | |
表記体系 | モンゴル文字、パスパ文字 |
公的地位 | |
公用語 | 中国・内モンゴル自治区 |
言語コード | |
ISO 639-3 |
mvf |
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モンゴル国ではハルハ・モンゴル語が標準語とされているが、中国ではこの方言がモンゴル語の標準語となっている。SILでは周辺モンゴル語(英語:Peripheral Mongolian,ISO 639-3コード:mvf)と定義付けされているが、中国国内のモンゴル語三大方言の一つであり、地理分布が最も広い方言である。内蒙古自治区人民政府は1980年3月31日に《モンゴル語基礎方言標準音とモンゴル語の書き表し方》を発表し、内蒙古自治区のシリンゴル盟正藍旗の発音をチャハル・モンゴル語として中国におけるモンゴル語の共通語とした。 以下では特に断りの無い限り正藍旗の標準チャハル方言について記述する。