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ディノ・サルーシ(Timoteo "Dino" Saluzzi、1935年5月20日[1] - )は、アルゼンチン出身のバンドネオン奏者。
アストル・ピアソラが築いたヌエボ・タンゴの影響を受け[2]、独自のスタイルを作り上げる。ジャズ・ミュージシャンとも共演し、ECMレコードでソロ・アルバムを発表している。
アルゼンチンのカンポサントで生まれ、7歳の頃にバンドネオンを始めた[3]。その後、ブエノスアイレスのラジオ局のオーケストラで仕事を始める[1]。1973年にはジャズ・サックス奏者ガトー・バルビエリのアルバム『チャプター・ワン (Chapter One: Latin America)』の録音に参加した[4]。
1982年にはリト・ヴィターレと共演し、同年にECMとの契約を得た[5]。1988年録音のアルバム『アンディーナ』収録曲のうち3曲は、ジャン=リュック・ゴダールの監督映画『ヌーヴェルヴァーグ』(1990年公開)で使用された[6]。
1990年、当時タンゴに傾倒していたアル・ディ・メオラの新ユニット「ワールド・シンフォニア」に加入し[7]、『ワールド・シンフォニア』(1991年)、『ハート・オブ・ジ・イミグランツ』(1993年)といったアルバムをリリースした。
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