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日本の映像レーベル ウィキペディアから
フィルム撮影で製作された映像作品は経年による原盤の劣化を避けられず、画質や音質が低下し、また傷やゴミが付着していることも少なくない。映像作品のDVD化に合わせてこれを修復し、限りなく放送当時の状態に近づけるのが当初の企画意図である。
しかし、フィルム作品のデジタル修復作業は膨大な時間・手間・費用がかかり、円谷プロ単独では不可能な事業だった。そこで1999年、デジタル映像技術において豊富なノウハウを持つ松下電器産業(現・パナソニック)と提携し、デジタルリマスター化しパッケージソフトとして販売することで技術面・コスト面の問題を同時に解決することとなった。
この事業の為に「株式会社デジタルウルトラプロジェクト」が設立され、DVDソフトの発売のほか、各種デジタルコンテンツの企画制作も行っている。
ラジオドラマ『ウルトラQ倶楽部』も本企画の一環としてCD化されている。また、独自に製作されたDVDも発売されている。
タイトルに「ウルトラシリーズ」と付いているが、『怪奇大作戦』以降はウルトラシリーズ以外の作品も発売された。2007年発売の『恐怖劇場アンバランス』以降は、発売済みの商品を全巻セットで再発売することはあったが、2021年現在まで新商品の発売はなく、事実上の終了となっている。
映像や音声の原盤をコンピュータに取り込んでデジタル化。その上で、以下のような作業によるリマスターが行われる。
本企画の登場以降、こうした作業は他社の作品でも行われるようになり、現在では珍しくなくなってきたが、リマスターの効果をアピールする形での宣伝は新商品の発売が終了するまで続けられていた。
いずれも発売順。
すべて初回限定生産。映像特典は単巻版とは異なる。
1巻あたり1800円(単巻、税抜)の廉価版。収録内容はデジタルウルトラシリーズ(単巻版)と同一だが、ジャケットは変更されている。
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