トパーズ
ケイ酸塩鉱物 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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この項目では、鉱物について説明しています。その他の用法については「トパーズ (曖昧さ回避)」をご覧ください。 |
トパーズあるいはトパズ[1](英: topaz)は、石英(水晶)より少し硬いケイ酸塩鉱物。和名は黄玉(おうぎょく)。
この記事の項目名には以下のような表記揺れがあります。
- トパーズ
- トパズ
概要 トパーズ(黄玉), 分類 ...
トパーズ(黄玉) | |
---|---|
分類 | ケイ酸塩鉱物 |
化学式 | Al2SiO4(F,OH)2 |
結晶系 | 斜方晶系 |
へき開 | 一方向に完全 |
断口 | 貝殻状・粗面 |
モース硬度 | 8 |
光沢 | ガラス光沢 |
色 | 無色、黄色、褐色、ピンク色、青色など |
条痕 | 白色 |
比重 | 3.53 (3.4 - 3.6) |
プロジェクト:鉱物/Portal:地球科学 | |
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語源ははっきりしておらず、ギリシャ語で『探し求める』を意味する『topazos』(トパゾス)からという文献もあれば、サンスクリット語で『火』を意味する『tapas』からという文献もある。産出地である紅海の島(現在のザバルガート島、英名セントジョーンズ島(en))の周辺が霧深く、島を探すのが困難だったからとされる。但し、古くはトパゾスはペリドットを意味し、「ペリドット」と現在のトパーズが混同されていた。
フッ素やアルミニウムを含み、様々な色を呈するが、宝石としては淡褐色のものが上質とされる。加熱や放射線照射などで色が変わる。結晶の上下方向に劈開性があり、強い衝撃を与えると内部亀裂が発生することがある。屈折率は 1.619 - 1.627(中程度)。
トパーズの水酸基置換体(Al2SiO4(OH, F)2)は、人工合成及び鉱物として発見されているものの、2022年現在鉱物としては承認されていない[2]。