バッサイ
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バッサイ(Bassae / Bassai, Vassai / Vasses ; 現代ギリシア語 : Βάσσες, 古代ギリシア語 : Βάσσαι)は、古代アルカディア地方の遺跡で、現在のギリシャのメッシニア県北東部(キパリシア(Kyparissia)の北東、Andritsainaの南、メガロポリ(Megalópoli)の西)にある。「バッサイ」は「岩々の小さな谷間」を意味する[1]。紀元前5世紀半ばのアポロ・エピクリオス神殿が、良好な保存状態で残っていることで知られている。
概要 バッサイのアポロ・エピクリオス神殿(ギリシャ), 英名 ...
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保護テント内部の神殿 | |||
英名 | Temple of Apollo Epicurius at Bassae | ||
仏名 | Temple d'Apollon Épikourios à Bassae | ||
面積 |
20.46 ha (緩衝地域 201.58 ha) | ||
登録区分 | 文化遺産 | ||
登録基準 | (1), (2), (3) | ||
登録年 | 1986年 | ||
公式サイト | 世界遺産センター(英語) | ||
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この神殿は古代ギリシャの主要なポリスからは地理的に離れているが、変わった特色を多く持っていることから、古代ギリシャの神殿の中では最も良く研究されている部類に属する。そして、バッサイのこの神殿は、ギリシャの世界遺産の中で最初に登録されたものである[2]。 その建造は紀元前450年から紀元前425年に位置付けることができる。