バビロンの空中庭園
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バビロンの空中庭園(バビロンのくうちゅうていえん、Hanging Gardens of Babylon)は、古代ギリシアの数学者・フィロンが選んだ「世界の七不思議」の建造物の一つの伝承上の屋上庭園。バビロンの吊り庭園(バビロンのつりていえん)ともいう[1]。
「空中庭園」という訳名からは、重力に逆らって空中に浮かぶ庭園が連想されるが、空中という単語は「吊り下げられた」を意味するギリシャ語 κρεμαστός の訳として当てられたものである。κρεμαστός の指す意味の範囲は広く、木などの植物がテラスのように壁からはみ出た構造物に植えられていることを指す。[2]