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スペインの空港 ウィキペディアから
パルマ・デ・マヨルカ空港(パルマ・デ・マヨルカくうこう、スペイン語: Aeropuerto de Palma de Mallorca)(IATA: PMI, ICAO: LEPA)はスペインのマヨルカ島にある国際空港である。ソン・サン・ジョアン国際空港(Aeropuerto Internacional de Son Sant Joan)の名称でも知られている。
地中海のリゾートであるマヨルカ島の最大都市パルマ・デ・マヨルカの約8km東に位置する。スペインではアドルフォ・スアレス・マドリード=バラハス空港、バルセロナ・エル・プラット国際空港に続く、3番目に旅客数の多い空港である。夏のバカンスシーズンには、ヨーロッパでも最も混雑する空港の一つとなる。
空港の面積は630haを占め、急速な旅客数の増加に合わせて、1965年にターミナルAが、1972年にターミナルBが整備された。地元建築家ペレ・ニコラウス・ベレット設計によるメインターミナルは、公式には1997年4月12日に開業している。現在、4つのゲートエリアで構成され、ターミナルAはほとんどが国内線に供用され、ターミナルB、C、Dは国際線に供用されている。就航路線はスペイン国内やヨーロッパ域内となっている。空港の処理能力は年間2,500万人で、1時間当たり12,000人の旅客を取り扱うことが可能である。
2001年9月11日に発生したアメリカ同時多発テロ事件により旅客数は一時的に減少したが、その後増加に転じている。2008年の世界金融危機により旅客数は再び減少したが回復している。2019年の旅客数は2972万人だった。
マヨルカ島はドイツでは有名なリゾート地であり、国際線の旅客数上位はドイツの空港が独占している(2019年)。
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