ビッグ・シングス
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ビッグ・シングス(Big Things)とはオーストラリアの各地にある巨大な建造物や彫刻の集合であるが、その関連性はゆるやかなものである。ビッグ・シングスが設置された場所はオーストラリア全体で150ヵ所以上あると推計されており、その嚆矢となったアデレードのメディンディーにある巨大スコットランド人は1963年に建てられたものである。
ビッグ・シングスは一種のカルト的な人気を博し、車で長旅をするときの目的地にさえなっている。アーティストのレグ・モンバッサによれば、これらのモニュメントは(近代になってオーストラリアに移住してきた人々にとって)歴史的な建造物であることに間違いなく、それがゆえに大きな人気を集めているのである[1]。
多くがフォークアートの一種とみなされ、遺産登録がされている[2]。なかでもビッグ・パイナップル(英語版)はクイーンズランド州によって高い評価を受け、話題を呼んだ[1]。