ピアノ協奏曲第1番 (ブラームス)
ウィキペディア フリーな encyclopedia
ピアノ協奏曲第1番(ピアノきょうそうきょくだいいちばん)ニ短調作品15は、ヨハネス・ブラームスの初期の代表的作品の一つで、最初に作曲された協奏曲。管弦楽曲としても『セレナード第1番』の次に書き上げられ、1857年に完成された。
- 原語曲名:Konzert für Klavier und Orchester Nr. 1 d-Moll op. 15(ドイツ語)
- 作曲時期:1854年から1857年。
- 初演:1859年1月22日にハノーファーにて、作曲者ブラームス自身の独奏ピアノ、ヨーゼフ・ヨアヒムの指揮による。
概要 音楽・音声外部リンク ...
音楽・音声外部リンク | |
---|---|
全曲を試聴する | |
Brahms: 1. Klavierkonzert ∙ hr-Sinfonieorchester ∙ Lise de la Salle ∙ Andrés Orozco-Estrada - リーズ・ドゥ・ラ・サール(ピアノ)、アンドレス・オロスコ=エストラーダ指揮hr交響楽団による演奏。hr交響楽団公式YouTube。 |
閉じる
完成当時は評価が芳しくなかった。ハノーファー初演は一応成功したものの、5日後のライプツィヒ初演が行われたとき、聴衆は退屈のあまりに非難の野次を飛ばしたという。ブラームスはヨアヒムに宛てて「僕はただわが道を行くだけです」と書き送ったが、悲しげに「それにつけても野次の多さよ!」と付け加えている。