ピョンコ節
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ピョンコ節(ぴょんこぶし)は、4分の2拍子または4分の4拍子の曲で、1拍を付点8分音符+16分音符で表される飛び跳ねているような、あるいはスキップしているような、タンタ|タンタ|タンタというリズム、およびそのリズムを中心に構成されている楽曲のことである。すなわち1拍のなかのふたつの8分音符を前の音が長くなるように不均等に分割する。作曲者によっては、8分音符の連続で表記し、「はずみをつけて」「はずんで」などの曲想標語でそれを指示することもある。
由来は、野口雨情作詞・中山晋平作曲の童謡「蛙(かはづ)の夜まはり」のリフレインにある「ガッコ ガッコ ガ ハ ピョンコ ピョンコ ピョン」から。
合唱サークルやアマチュアバンドなどで、一種の符牒として用いられていた。信頼できる書物でこの語が使われているのは、藍川由美著「これでいいのか、にっぽんのうた」が唯一のものと思われる[独自研究?]。