フューチャー・コンバット・システム
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フューチャー・コンバット・システム(Future Combat System、FCS)は、アメリカ国防総省と陸軍が、イラクやアフガニスタンでの対テロ戦争など非正規軍も対象とする「21世紀型戦闘」への対応として進めていた、総額1,600億ドル規模の兵力近代化構想「未来戦闘システム」(将来戦闘システムとも)のことである。
戦闘車両や無人偵察機、戦闘ロボット、電子装備を身につけた兵士などを情報通信ネットワークで統合、運用するもので、地上部隊の戦闘能力を飛躍的に向上させるものと期待されていたが、2009年に計画は中止された。