ヘルパンギーナ
ウイルス性疾患 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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ヘルパンギーナ(英: Herpangina)は、コクサッキーウイルスの一種が原因となって起こるウイルス性疾患。原因ウイルスは、ピコルナウイルス科のエンテロウイルス属に属するコクサッキーウイルスA群(2,3,4,5,6,10型)が主で、他にB群やエコーウイルスで発症する場合もある[1]。エンテロウイルス感染症の病型は非特異的熱性疾患が多いが、ヘルパンギーナは手足口病やプール熱などとともに特異的な病態をもつ疾患として位置づけられる[2]。温帯地域では夏季を中心に流行する急性熱性疾患[2](いわゆる夏かぜの代表的疾患[3])である。