![cover image](https://wikiwandv2-19431.kxcdn.com/_next/image?url=https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/7/7b/Rembrandt_-_Belshazzar%2527s_Feast_-_WGA19123.jpg/640px-Rembrandt_-_Belshazzar%2527s_Feast_-_WGA19123.jpg&w=640&q=50)
ベルシャザル
ウィキペディア フリーな encyclopedia
![]() |
「ベルシャザール」はこの項目へ転送されています。競走馬については「ベルシャザール (競走馬)」をご覧ください。 |
ベルシャザルまたはベルシャツァル (英語: Belshazzar) は、新バビロニアの王、ナボニドゥスの息子。遠征で国内を空ける事の多かった同王によって国内統治を任されていた。 旧約聖書ダニエル書の第5章では彼が最後のバビロニア王として記録されているほか、ダニエル書の7章と8章、およびバルク書1章にも名前が見られる。Balthazar (バルタザール)とも言われる。ダニエル書5章とバルク書1章によればネブカドネザルの子である。
![]() |
概要 ベルシャザル, 死去 ...
閉じる
ヘロドトスやベロッススといった新バビロニアの歴史を著した史家たちはベルシャザルという名の王を記録していなかったため、旧約聖書のダニエル書のみが主な情報源となっていたベルシャザルの実在については、ダニエル書の歴史的信憑性と共に歴史学や高等批評によって疑われていた時期があった。しかし1854年にナボニドゥスの円筒形碑文が発見され、その内容からベルシャザルという名の王族の実在と、彼がナボニドゥス治世下にバビロン市において実質的な統治権を託されていたことが確認された。