ホテルマリオ
1994年のビデオゲーム / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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『Hotel Mario』(ホテルマリオ)は1994年にファンタジーファクトリーが開発、フィリップスインタラクティブメディアと任天堂がフィリップス CD-i向けに発売したコンピュータパズルゲームである。日本国内では未発売。ゲームの主人公マリオを操作し、キノコ王国にある7つのクッパホテルを巡ってピーチ姫[注 1]を救出することが目的である。全てのホテルは複数のステージに分かれており、各ステージで全ての扉を閉めることを目指す。各ホテルの最終ステージでコクッパを倒すことで次のホテルへ進むことができる[1]。
概要 ジャンル, 対応機種 ...
ジャンル | パズルゲーム |
---|---|
対応機種 | フィリップス CD-i |
開発元 | フィリップスファンタジーファクトリー |
発売元 | フィリップスインタラクティブメディア |
販売元 | 任天堂 |
プロデューサー | マイケル・アン |
デザイナー | スティーブン・ラドッシュ |
音楽 | ジャック・レヴィ |
美術 | ミレーナ・キム |
シリーズ | マリオ |
人数 | 1-2人 |
メディア | コンパクトディスク |
発売日 |
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任天堂は、フィリップスに対してスーパーファミコン/Super NESの周辺機器の製造を認めないことを決定し、代わりにフィリップスのCD-iでのゲームにおいて任天堂のキャラクターの使用を許可した[2]。開発期間や資金はあまり充てられず、任天堂は開発に関してわずかばかりしか協力しなかった。
ライセンスによる他者制作のゲームは広く批判されたが、中でも『ホテルマリオ』は閉まる扉のアニメーションやコントローラーの反応の悪さ、そして特に途中に入るフルモーションビデオ[3]のアニメーションの質の低さを理由に、海外においてマリオシリーズ史上最も出来の悪い作品の一つと評価されることもあった[4][5]。CD-iは商業的失敗とみなされ、CD-iのゲームはその希少性ゆえに貴重なものとなっている。