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ボリス・ジンネマン(英語:Boris Jineman)は、オンラインゲーム『テイルズウィーバー』に登場する架空の人物で、その元となる原作小説『ルーンの子供たち』の第1部である「冬の剣」の主人公。
PC版『テイルズウィーバー』では声優の前野智昭が担当。
テイルズウィーバー Episode1の8人の主人公のうちの一人(現在は、Episode2のキャラクター5名が加わり13人)。韓国のゲームサイト「4リーフ」でキャラクターの一人として作成され、更にキャラクター達のエピソードを描いたものとして小説『ルーンの子供たち』が韓国の作家のチョン・ミンヒにより執筆された。その小説の第1部「冬の剣」の主人公が彼である。
アノマラドでは珍しいとされるグレーブルーの瞳と腰まで伸ばした紫色の長髪が特徴の少年剣士。決して大柄な体格ではないが太刀や大剣を自由自在に扱うほどの力量を持っており、「影剣術」と呼ばれる正体不明の剣術を扱う。性格はきわめて個人主義者かつ無口なポーカーフェイスで必要以上に他人と係るのを避けているふしがあるが、自分にとって大切な者のこととなると途端にお節介になる。
トラバチェスでは名門貴族の家柄であったが、母親はボリスを産んでからまもなく亡くなり、父親も抵抗勢力との権力争いで命を落とした。その後ジンネマン家は没落し、トラバチェスでの居場所をなくしたボリスは兄のイェフネンとともに希望を求めてオルランヌ公国へと移住する。父母を亡くしたボリスにとってイェフネンは唯一の肉親かつ親がわりの厳しい存在であり、常に目標でもあった。地位も財産もないイェフネンだったが、その騎士としての豊かな才能は外国人でありながら彼を名門・オルランヌ王立騎士団へと入団させただけでなく、オルランヌ皇太子ベルナール・ゾフレ・ド・オルランヌの護衛騎士として出世させるにまで至るほどだった。しかし、イェフネンはジンネマン家の家宝である氷の魔剣「ウィンターラー」をボリスに譲り渡した後日、ベルナール王子の大公爵位継承式の最中に起きた事件に巻き込まれ王子と共に行方不明となってしまう。何よりも頼りにしていた兄の失踪はボリスの心に大きな影を落とし、以前から「不幸をもたらす子」と呼ばれてきたせいもあってか、それ以来「自分と関与した大切な人々はすべて死ぬ」と思い込み心を閉ざしてしまう。
事実上、天涯孤独の身となったボリスは兄の失踪事件の真実を求め各地を放浪していたが、その道中でアノマラド屈指の大富豪であるドメリン・カルツを助けることになる。これが転機となり、ボリスはドメリンが率いるカルツ商団からイェフネンに関する情報提供を受ける代わりに、彼の息子であるルシアンの護衛剣士として働くことになり、結果的に運よくカルツ家に迎え入れられることとなった。ボリスと一つ屋根の下で暮らす事になったルシアンはボリスと同い年で、自由奔放に育てられたせいもあってか多少ワガママな所や世間知らずな所もあったが、暗い過去を持つボリスの唯一の理解者でもあった。心の拠り所を得たボリスは護衛剣士としてルシアンへ助言するだけでなく、むしろお互いを分かり合え助け合える、唯一無二の親友としてルシアンを支えていった。
数年後、17歳になったボリスはルシアンとともにアノマラド王室直属の騎士団である「アクシピター」に入団し、その第12支部であるナルビク支部で見習い騎士として活動していた。騎士団内で最高のチームとなるべく奮闘していた彼らだったが、その最中にボリスは「ここ最近アノマラド各地で兄・イェフネンが目撃されている」という噂が出回っていることを知る。さらに兄がベルナール王子殺害容疑をかけられている事も知り困惑しつつも、彼が生きているかもしれないというかすかな希望を頼りにボリスは調査を続ける―
詳細はルーンの子供たちの項目を参照のこと。
自分の正体や能力を見せたがらないことと黒い服しか着ないことから、周りからはミステリアスな人物として思われている。周囲には冷たい印象を受けさせる。しかし、自分に関して大事な人物に対しては途端におせっかいになってしまう。
テイルズウィーバーでプレイヤーキャラクターとしてボリスが装備できる武器は直刀・太刀・大剣の3種類である。
テイルズウィーバーにおけるボリスは範囲攻撃及び状態異常系スキルを豊富に習得できるのが特長である。 ただし、一部のスキルは2次スキル取得クエストをクリアしなければ習得できない。
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