マリー・アントワネット (映画)
2006年に公開されたアメリカ合衆国・フランスの歴史映画 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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『マリー・アントワネット』(Marie-Antoinette)は、2006年のアメリカ合衆国・フランスの歴史映画。 ソフィア・コッポラ監督が、初監督作『ヴァージン・スーサイズ』の主演であるキルスティン・ダンストを再び主演に迎えてマリー・アントワネットを描いた伝記映画である。原作は英国の歴史作家アントニア・フレーザーの同名小説(英語版)(日本語版:野中邦子訳、ハヤカワ文庫.上下巻)。撮影はフランスのヴェルサイユ宮殿で、3ヶ月にわたり行われた。
概要 マリー・アントワネット, 監督 ...
マリー・アントワネット | |
---|---|
Marie-Antoinette | |
監督 | ソフィア・コッポラ |
脚本 | ソフィア・コッポラ |
原作 |
アントニア・フレーザー 『マリー・アントワネット(英語版)』 |
製作 |
ロス・カッツ(英語版) ソフィア・コッポラ |
製作総指揮 |
ポール・ラッサム フレッド・ルース(英語版) フランシス・フォード・コッポラ |
出演者 |
キルスティン・ダンスト ジェイソン・シュワルツマン ジュディ・デイヴィス ジェイミー・ドーナン |
撮影 | ランス・アコード, A.S.C. |
編集 | サラ・フラック(英語版) |
製作会社 |
|
配給 |
コロンビア映画 東宝東和/東北新社 |
公開 |
2006年10月20日 2007年1月20日 |
上映時間 | 122分 |
製作国 |
アメリカ合衆国 フランス |
言語 | 英語 |
製作費 | $40,000,000[1] |
興行収入 |
$15,962,471[1] $60,917,189[1] 21.0億円[2] |
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第59回カンヌ国際映画祭に出品したが、プレス試写ではブーイングが起こった。また、フランスのマリー・アントワネット協会の会長も「この映画のせいで、アントワネットのイメージを改善しようとしてきた我々の努力が水の泡だ」とコメントし本作を非難している[3]。ただし、本作は伝記映画というよりはマリー・アントワネットを一人の少女として描いた青春映画の側面があり、必ずしも史実を忠実に再現する事を意図して製作された作品ではない(上述の批判に対しても主演のダンストが「歴史的事実というよりも歴史的な感覚の映画。マリー・アントワネットの教育用伝記映画を期待しないでほしい」とコメントしている)。根本的なテーマが誰も知る人のいない異国にわずか14歳で単身やってきた少女の孤独である点は、監督の前作の『ロスト・イン・トランスレーション』と類似している。[要出典]
第79回アカデミー賞にて衣装デザイン賞を受賞(受賞者: ミレーナ・カノネロ)。