マレア岬
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マレア岬(マレアみさき、希: Ακρωτήριον Μαλέας, 英: Cape Maleas)は、ギリシャ南部のペロポネソス半島から南に伸びている3つの半島の1つである。マレアス岬とも呼ばれる。口語でカボマリアス(希: Καβομαλιάς, 英: Cavomaliás)と呼ばれることもある。
概要 マレア岬 Μαλέας, 座標 ...
マレア岬 Μαλέας | |
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古くから航海の難所として知られるマレア岬 マレア岬とエラフォニソス島 | |
座標 | 北緯36度26分17秒 東経23度11分55秒 |
最大都市 | ネアポリ・ヴォイオン(英語版) |
所在海域 | エーゲ海、イオニア海 |
所属大陸・島 | ペロポネソス半島 |
所属国・地域 | ギリシャ, ラコニア県 |
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他の2つの半島はマニ半島とメッシニア半島で、マレア岬は南東に位置し、西のラコニア湾(英語版)と東のエーゲ海を隔てている。またマニ半島とともにラコニア湾を形成している。岬と区別するために、半島はその上方にある有名な古代都市にちなんで「エピダヴロスリミラ」半島と呼ばれることがある。マタパン岬に次ぐギリシャ本土の最南端であり、かつては地中海最大の灯台の1つがあった。岬のある海域は難所として悪名高く、航海は困難がつきまとい、変わりやすい天候と時折見られる非常に強い嵐に特徴がある。