ミノタウロスC
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ミノタウロスC(英語: Minotaur-C)は、アメリカの航空宇宙企業オービタル・サイエンシズ社(OSC、後のノースロップ・グラマン・イノベーション・システムズ)が開発した人工衛星打ち上げ用の使い捨て全段固体燃料ロケットである。開発当初はトーラス (Taurus) の名称だったが、2011年の二度目の打ち上げ失敗後に改良が行われ、同時に現在のミノタウロスシリーズに準じた名称に改められた[2][3]。末尾の「C」は商用 (Commercial) を意味する[2]。また旧称の「トーラス」はおうし座の英名である。
概要 基本データ, 運用国 ...
ミノタウロスC | |
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基本データ | |
運用国 | アメリカ合衆国 |
開発者 | OSC |
運用機関 | ノースロップ・グラマン, NASA, DARPA, USAF |
使用期間 | 1994年3月13日 - 現役 |
射場 |
ワロップス飛行施設 ヴァンデンバーグ空軍基地LC-576E ケープカナベラル コディアック打上げ基地 |
打ち上げ数 | 10回(成功7回) |
打ち上げ費用 | 4000-5000万ドル[1] |
原型 | ピースキーパーICBM, ペガサス |
姉妹型 | アテナI,II, ミノタウロス I, IV |
発展型 | アンタレス |
物理的特徴 | |
段数 | 4段または5段 |
総質量 | 69 - 77 t |
全長 | 27 - 32 m |
直径 | 2.35 m |
軌道投入能力 | |
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