ムシュマッヘまたはムシュマッヘー(シュメール語: MUŠ.MAḪ、アッカド語: muš-ma-ḫu、「傑出したヘビ」の意)は古代メソポタミアの神話に登場する怪物。ヘビとライオンと鳥が合わさった姿の怪物として、或いは7つの頭を持ったヘビとして描写される。シュメール期の神話ではニヌルタによって殺されている。時には3つの角を持ったヘビのグループとしてバスム(Bašmu)、ウシュムガル(Ušumgallu)とともに描写され、これらは共通の神話に起源を求めることができるのではないかと考えられている[1]。