メルケルの斜方形
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メルケルの斜方形(ドイツ語: Merkel-Raute[n 1])またはメルケルのひし形[4][5][6]は胸の下に指が触れあうように手を置くハンドジェスチャーで、「斜方形」(Raute)は親指と人差し指が四角に似た形をつくることから来ている。ドイツの首相であるアンゲラ・メルケルの代名詞的な仕草であり、「おそらく世界でも有数の誰もが見覚えあるハンドジェスチャーである」[2]。
「メルケルの斜方形」がトレードマークとなった経緯について聞かれたメルケルは、こう述べている。「手のやり場に困るというのがよくあるでしょう。まさにそれがきっかけよ」[2]。メルケルは特にアドバイザーに頼ることなく、この仕草を使うようになった[7]。彼女は、このジェスチャーには「対称性へのある種の愛 („eine gewisse Liebe zur Symmetrie“)」が込められていると語っている[7]。