モンテ・サンタンジェロ
コムーネ ウィキペディアから
コムーネ ウィキペディアから
モンテ・サンタンジェロ(イタリア語: Monte Sant'Angelo)は、イタリア共和国プッリャ州フォッジャ県にある、人口約1万2000人の基礎自治体(コムーネ)。
モンテ・サンタンジェロ Monte Sant'Angelo | |
---|---|
街並み | |
行政 | |
国 | イタリア |
州 | プッリャ |
県/大都市 | フォッジャ |
CAP(郵便番号) | 71037 |
市外局番 | 0884 |
ISTATコード | 071033 |
識別コード | F631 |
分離集落 | Macchia (Marina di Monte Sant’Angelo), Ruggiano |
隣接コムーネ | #隣接コムーネ参照 |
地震分類 | zona 2 (sismicità media) |
気候分類 | zona E, 2400 GG |
公式サイト | リンク |
人口 | |
人口 | 12,162 [1] 人 (2019-01-01) |
人口密度 | 50.1 人/km2 |
文化 | |
住民の呼称 | montanari |
守護聖人 |
大天使聖ミケーレ (San Michele Arcangelo) |
祝祭日 | 9月29日 |
地理 | |
座標 | 北緯41度42分 東経15度58分 |
標高 | 796 (0 - 1014)[2] m |
面積 | 242.80 [3] km2 |
フォッジャ県におけるコムーネの領域 | |
ポータル イタリア |
サン・ミケーレの聖域 (Sanctuary of Monte Sant'Angelo) は、大天使聖ミカエル(イタリア語でサン・ミケーレ)ゆかりの巡礼地で、世界遺産「イタリアのロンゴバルド族:権勢の足跡 (568-774年)」を構成する物件に登録されている。
モンテ・サンタンジェロ Monte Sant'Angelo という地名は「聖天使の山」という意味であり、この「聖天使」 Sant'Angelo は大天使聖ミカエルを指す。すなわち、フランス語のモン・サン=ミシェルと同種の地名である。
フォッジャ県北東部に位置し、アドリア海に面するコムーネである。モンテ・サンタンジェロの街はガルガーノ山の南側の山腹に位置している。
モンテサンタンジェロ郊外には、大天使ミカエルが現れたという「大天使の洞窟」を中心とする「モンテ・サンタンジェロの聖域」がある。伝承によれば、5世紀に3度にわたって大天使ミカエルが姿を見せたという。当地を治めていたランゴバルド人たちは、「大天使の洞窟」の上に建造物を建てて聖域とした。その後幾世紀にもわたって大天使のゆかりの地をめぐる巡礼の目的地となった。
モンテ・サンタンジェロの町が史料に登場するのは、ようやく11世紀のことである。11世紀後半、この町はイタリア半島南部の広大な領域とともにノルマン人の支配下に置かれ(ノルマン人による南イタリア征服参照)、1081年から1103年にかけては東ローマ帝国からモンテ・サンタンジェロ伯に封じられたエンリーコ (Henry, Count of Monte Sant'Angelo) が宮廷を置いた。
13世紀にはシチリア王カルロ1世(シャルル・ダンジュー)が「サン・ミケーレの聖域」の整備を行った。
モンテ・サンタンジェロの経済は、依然として農業や牧畜業によるところが大きい。「サン・ミケーレの聖域」に関連する観光業部門も一定の割合を占める。
県都フォッジャとの間は、県道 SP55 によって結ばれている。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.