リーシュマニア症
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リーシュマニア症(リーシュマニアしょう、leishmaniasis)とはトリパノソーマ科の原虫リーシュマニアの感染を原因とする人獣共通感染症の総称[2]。サシチョウバエ類によって媒介される。原虫の種によって症状にかなりの差があり、ヒトでは主に内臓リーシュマニア症(カラアザール・黒熱病・ダムダム熱)と皮膚リーシュマニア症(東洋瘤腫・エスプンディア・チクレロ潰瘍)とに分類される。
概要 Leishmaniasis, 別称 ...
Leishmaniasis | |
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別称 | Leishmaniosis |
成人の手指に発生した皮膚リーシュマニア症 | |
発音 |
Leishmaniasis [ˌliːʃməˈnaɪəsɪs] leishmaniosis [liːʃˌmeɪniˈoʊsɪs, -ˌmæni-][1] |
概要 | |
診療科 | 感染症 |
症状 | 皮膚潰瘍、発熱、赤血球の低下、肝臓肥大 |
原因 | リーシュマニア原虫感染 |
予防 | 網戸、殺虫剤[2] |
頻度 | 400–1200万人[3][4] |
死亡数・率 | 24,200 (2015)[5] |
分類および外部参照情報 | |
Patient UK | Leishmaniasis |
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現在の感染者数は、400-1200万人ほど[3][4]、98か国に渡る[6] 。リーシュマニア症は緊急に対策を要する6つの感染症の1つとされている。犬の媒介性疾患としても注目されている。