レインジャー4号はレインジャー計画の4機目の宇宙機。月への衝突を計画しており、衝突前の10分間に月面の画像データを地上へ送ることや、地震計の月への硬着陸、飛行中のガンマ線データの収集、月面のレーダー反射率の研究に加え、レインジャー計画の目的でもある惑星間飛行可能な宇宙機の開発などが目的であった。オンボードコンピューターの故障によって、太陽光パネルの展開ができず、ナビゲーションシステムも作動しなかった。結果として宇宙機は月にはたどり着いたものの、月の裏側に衝突することとなり、科学データの送信もできなかった。