レインジャー7号
ウィキペディア フリーな encyclopedia
レインジャー7号(英語: Ranger 7)はNASAのレインジャー計画で製作され、打ち上げられた月探査機。レインジャー計画は月面への衝突前に月面の近接写真を撮る計画であったが、7号は撮影と転送に成功した初めての機体である。1964年7月28日に打ち上げられ、月衝突軌道に乗り、衝突前の数分間に高解像度画像の転送に成功した。設計はブロック3系統の他機と同じであり、6台のビジコンカメラ、2台の広角カメラ、4台の狭隅角カメラが積まれており、信頼性を高めるために電源、制御、通信に関してそれぞれ独立していた。カメラ以外の装置は特に積み込まれていなかった[1]。