レーザーディスク
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レーザーディスク (LaserDisc, LD) は、直径30cmの光ディスクに両面で最大2時間のアナログ映像を記録できるビデオディスク規格である。ディスクはLPレコード並みに大きい反面、同時期に普及していたビデオ規格のVHSより高画質であり、主にマニアや富裕層において普及した。両面記録されている長時間の動画ではディスクの裏返しが必要で、視聴が一旦途切れるという欠点がある。
概要 レーザーディスク LaserDisc, LD, メディアの種類 ...
レーザーディスク LaserDisc, LD | |
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レーザーディスク(左)とDVD(右) | |
メディアの種類 | 光ディスク |
記録容量 |
30cm LD 20cm LD
LDシングル
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フォーマット |
アナログ(映像・音声) デジタル(音声) |
回転速度 |
CAV:1800rpm CLV:1800 - 600rpm |
読み取り方法 |
632.8nm赤色He-Neレーザー(初期) 780nm赤外線半導体レーザー |
回転制御方式 | CAV、CLV |
策定 | フィリップス、MCA |
主な用途 | 映像、音楽、ゲームなど |
ディスクの直径 | 30cm、20cm |
大きさ |
300×300×2.5mm 200×200×2.5mm 200×200×1.2mm(LDシングル) |
重さ | 約480グラム(30cm LD) |
上位規格 |
Hi-Vision LD DVD |
下位規格 |
VHS ベータマックス |
関連規格 | VHD(競合規格) |
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民生用は再生のみであるが、業務用では1990年代前半に録画(追記または書換)可能なメディアと機種が開発・販売された[注釈 1]。
2000年頃から手軽に高画質な映像が視聴できるDVDが一般層にも普及したことにより、役割を終えた。