下筌ダム
日本の大分県、熊本県にあるダム / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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下筌ダム(しもうけダム)は、大分県日田市と熊本県阿蘇郡小国町にまたがる、一級河川・筑後川水系津江川に建設されたダムである。
概要 下筌ダム, 所在地 ...
下筌ダム | |
---|---|
所在地 |
左岸:大分県日田市中津江村大字栃野 右岸:熊本県阿蘇郡小国町大字小竹 |
位置 | |
河川 | 筑後川水系津江川 |
ダム湖 | 蜂の巣湖 |
ダム諸元 | |
ダム型式 | アーチ式コンクリートダム |
堤高 | 98.0 m |
堤頂長 | 248.2 m |
堤体積 | 280,000 m³ |
流域面積 | 185.0 km² |
湛水面積 | 200.0 ha |
総貯水容量 | 59,300,000 m³ |
有効貯水容量 | 52,300,000 m³ |
利用目的 |
洪水調節・不特定利水・ 上水道・発電 |
事業主体 | 国土交通省九州地方整備局 |
電気事業者 | 九州電力 |
発電所名 (認可出力) |
下筌発電所 (15,000kW) |
施工業者 | 西松建設 |
着手年/竣工年 | 1958年/1972年 |
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国土交通省九州地方整備局が管理をする国土交通省直轄ダムで、高さ98.0メートルのアーチ式コンクリートダムである。1953年(昭和28年)6月の昭和28年西日本水害による被害を受け、筑後川水系治水基本計画の一環として下流にある松原ダム(筑後川)と同時に建設された特定多目的ダムであり、筑後川の治水と日田市への利水、水力発電を目的としている。また、菊池川水系とトンネルによって貯水を融通している。
ダム建設に伴って繰り広げられた日本最大級のダム反対運動・「蜂の巣城紛争」の舞台としても知られている。ダムによって形成された人造湖は、蜂の巣城紛争にちなんで蜂の巣湖(はちのすこ)と命名された。なお、ダムの堤上には主要地方道の天瀬阿蘇線が通っている。