中谷芙二子
「霧の彫刻家」の別名で知られる、日本の芸術家 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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中谷 芙二子(なかや ふじこ、1933年5月15日[1] - )は、日本の芸術家。その作風から「霧の彫刻家」の別名を持ち、人工の霧を使った『霧の彫刻』と呼ばれる作品群や、メディア・アートの活動で知られる。自然環境と人間の関係、メディア環境と人間の関係などをテーマとしている。
概要 霧の彫刻家中谷 芙二子 (なかや ふじこ), 誕生日 ...
霧の彫刻家中谷 芙二子 (なかや ふじこ) | |
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Nakaya's Fog Sculpture #08025 "F.O.G.," Guggenheim Museum Bilbao, Spain | |
誕生日 | (1933-05-15) 1933年5月15日(90歳) |
出生地 | 日本・北海道札幌市 |
国籍 | 日本 |
親 | 中谷宇吉郎(物理学者) |
運動・動向 | Experiments in Art and Technology(英語版)(E.A.T.) |
代表作 | 『霧の彫刻』 |
受賞 |
吉田五十八賞特別賞(1993年) 文化庁メディア芸術祭功労賞(2008年) 円空大賞(2015年) フランス芸術文化勲章コマンドゥール(2017年) 高松宮殿下記念世界文化賞(2018年) 文化庁長官表彰(2020年) ウルフ賞芸術部門(2023年) |
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1970年の日本万国博覧会(ペプシ館[2])での制作をきっかけに、50年以上にわたり世界各地で霧の彫刻を発表して第一人者となった[3][4]。ビデオ・アートの黎明期である1970年代から映像作品を制作し、日本初のビデオ・アート専門ギャラリーを設立してビデオ作家を支援した[3]。芸術家と科学者のコラボレーションをするE.A.T.のメンバーとして関わったイベントは、インターネットに先駆けた試みとして評価されている。
物理学者・随筆家の中谷宇吉郎は父親にあたる[3][5]。2015年5月1日設立の一般財団法人中谷宇吉郎記念財団の代表理事を務める[6]。