主教ウィキペディア フリーな encyclopedia 主教(しゅきょう、ギリシア語: Επίσκοπος, ラテン語: Episcopus, 英語: Bishop, ロシア語: Епископ)とは、正教会、聖公会における高位聖職者[注釈 2]。複数教会によって構成される教区を管轄する[1][2][3]。 正教会の二人の総主教。コンスタンディヌーポリ総主教ヴァルソロメオス1世(右から二人目)のロシア訪問中、クロンシュタットにて、模型を前に説明するモスクワ総主教キリル1世(右から一人目)。それぞれ頭にかぶっているのはクロブークとクーコリ(2010年5月29日撮影)[注釈 1]。 非カルケドン派のカトリコス(ガレギン2世、中央杖をついている)と、聖公会のカンタベリー大主教(ローワン・ウィリアムズ、紫色の帯を着けている)。ダルフール紛争で虐殺された人々のための追悼のため、アルメニア人虐殺記念碑にてトーチに点火する式典で撮影(エレバン、2007年9月26日)。 カトリック教会では司教と呼ばれる[4]。「主教」は正教会に属する日本ハリストス正教会、および聖公会に属する日本聖公会などで用いられる訳語。なお朝鮮語および中国語では、カトリック教会の司教も「主教」である。ルーテル教会やメソジストでは監督と呼ばれる[5]。 2世紀初頭には既に主教職があり現代に至っているが、教派ごとにその位置付けは異なる[5]。
主教(しゅきょう、ギリシア語: Επίσκοπος, ラテン語: Episcopus, 英語: Bishop, ロシア語: Епископ)とは、正教会、聖公会における高位聖職者[注釈 2]。複数教会によって構成される教区を管轄する[1][2][3]。 正教会の二人の総主教。コンスタンディヌーポリ総主教ヴァルソロメオス1世(右から二人目)のロシア訪問中、クロンシュタットにて、模型を前に説明するモスクワ総主教キリル1世(右から一人目)。それぞれ頭にかぶっているのはクロブークとクーコリ(2010年5月29日撮影)[注釈 1]。 非カルケドン派のカトリコス(ガレギン2世、中央杖をついている)と、聖公会のカンタベリー大主教(ローワン・ウィリアムズ、紫色の帯を着けている)。ダルフール紛争で虐殺された人々のための追悼のため、アルメニア人虐殺記念碑にてトーチに点火する式典で撮影(エレバン、2007年9月26日)。 カトリック教会では司教と呼ばれる[4]。「主教」は正教会に属する日本ハリストス正教会、および聖公会に属する日本聖公会などで用いられる訳語。なお朝鮮語および中国語では、カトリック教会の司教も「主教」である。ルーテル教会やメソジストでは監督と呼ばれる[5]。 2世紀初頭には既に主教職があり現代に至っているが、教派ごとにその位置付けは異なる[5]。