作家アリスシリーズ
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「作家アリスシリーズ」(さっかアリスシリーズ)は、有栖川有栖による日本の推理小説のシリーズ。
同作者による「学生アリスシリーズ」と区別のために呼称されているほか、「火村英生シリーズ」・「作家編」などとも呼ばれる。『ロシア紅茶の謎』など、タイトルに国名を冠した作品は特に「国名シリーズ」と呼ばれる。
探偵役である犯罪学者・火村英生と、ワトスン役の推理作家・有栖川有栖(以下アリス)が主な登場人物であり、作品の多くはアリスの一人称で語られる形となっている。大阪・兵庫・京都などの各府県警本部にそれぞれレギュラーの捜査チームが協力者として存在し、非常に細かく描写されている(スピンアウト的な主役作品も存在する)のもシリーズの特徴である。